事業紹介 | ナノシータ株式会社

ナノシートプロジェクト

癒着防止剤プロジェクトは、外科手術後における臓器癒着で引き起こされる、腸閉塞や腸選考等の消化器疾患や婦人科領域、泌尿器科領域での応用が考えられている。外傷や熱傷・熱傷後潰瘍、糖尿病性下腿潰瘍、褥創の創傷保護剤や薬剤を担持した治療剤としての開発も進んでいる。また、眼科領域のおいても、透明な薄膜という特徴を生かし眼に貼る絆創膏の用途開発を行っている。
医療分野以外にも、透明性、密着性を特徴とする外用剤として、化粧品分野での製品化が目前となっている。
このように、薄い、透明な、密着力に優れた特長を生かして生体適応可能な高分子素材として幅広い開発を行っている。

nanosheet


マイクロメートルサイズの薬物の微結晶をナノシートで挟み込むことにより、充分量の薬物を安定に担持させ、患部への安定貼付を実現すると共に薬物放出の初期バーストの抑制に成功した。スルファジアジン銀の微結晶担持させたナノシートにてマウスのⅡ度熱傷感染創に対する有用性を実証した。

リポソーム・止血剤プロジェクト

分子集合技術を活用しターゲティングDDS素材としてのリポソーム製剤の開発が進んでいる。出血部位での活性化された血小板凝集能を促進し強力な止血作用を持つ製剤を開発している。。本剤は、出血部位で薬効を発揮するDDS製剤で分子集合技術を駆使したものである。リポソームは大きさや表面修飾から様々な性質を付与することで疾患部位や臓器へのターゲッティングが可能となる。
化粧品原料としてもリポソームは有力な素材のひとつであり当社では、皮膚表面のpHに応じて応答するpH応答性リポソームの化粧品原料化に成功し販売している。

liposomes


血小板代替物として、粒子表面にフィブリノーゲンγ鎖C末端ドデカペプチド(H12)を結合させ、内水相には血小板凝集惹起物質である、adenosine 5'-diphosphate(ADP)を内包させたリン脂質小胞体を調製した。

先進技術プロジェクト

再生医療、導電性シートを用いたセンサー技術について研究開発中

医薬品医療機器総合機構(PMDA)関連業務のコンサルティングプロジェクト

レギュラトリーサイエンスの研究、そして具体的製品開発の経験をもとに、医薬品、医療機器、再生医療等に関わる臨床研究、治験に必要とされる、必須文書、PMDAとの相談文書、照会事項対応、STED、CTDの作成や開発初期からの開発戦略策定等事業化を総合的に支援いたします。ベンチャー企業、日本に進出する外資企業、進出間もない外資日本法人との共同開発、CROとの協業も視野に、我々の多彩な経験とネットワークが真価を発揮します。お問い合わせはこちらから、貴社専任のコンサルタントがお待ちしています。

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